研究と仕事、研究と実務



 昨年度より、何となく今の自分の気持ちを整理しようと、「学ぶ」ことに挑戦しています。そして、それは「研究」といっていいでしょう。

先日、その関係の先生と話してみて、本当に実感したことがあります。

 やはり仕事をしていると、どうしても実現性や可能性を考えてしまいます。簡単に言うと、どうやったらできるか?って考えちゃうんです。でもそれは「研究」ではなくて、「仕事」なんですね。「研究」とはある意味、一つの事例に対して深く深く掘り下げて、先進事例や同類の事例を文献や調査から理論づけて、自分の仮説を立証する。そして極論すると実現性とかは関係ない。

 ですが、僕はこの頭の切り替えが出来ないんです。これは本当に難しい。仕事をやってるってことは、「研究する」という点に関してはすごく壁なんです。ある意味現役の学生さんって「純粋」で、僕たちのような大人って経験や知識が少しある分、「不純」なんです。だから、できること、可能性を考えちゃう。

 ただし実務やってるから出来る研究もあるって思うんです。これからも斜めでも、前に進みます。

◆今日のNEWS◆

こんなことを考えていたら、4月の中頃にTwitter上で話題になった東京造形大学の諏訪学長の挨拶。共感出来ます。
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