『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』を読んでみた


「事実」→「解釈」→「行動」

どちらかと言うと、ノートの取り方というより「事実」→「解釈」→「行動」というロジカルな思考パターンの重要性を説いているという本という印象でした。
 この「事実」→「解釈」→「行動」というロジカルシンキング、マッキンゼーでは「空」「雨」「傘」と呼ばれています。
僕が、この「空」「雨」「傘」という言葉を知ったのは、勝間和代さんの本でした。

空…「空を見ると雲がでているなあ」
雨…「この状態からみると、雨がふりそうだなあ」
傘…「それでは、今日は傘を持って行こう」
仕事のノートも勉強のノートも、この考え方に基づいて書きなさい、というのがこの本の主張です。今まであまりここまで意識するようなことはありませんでしたが、少し気にしてみようと思います。

 また、この本の中で筆者が特に重視しているのは、空、すなわち事実の部分です。あるコンサルでは「ファクト!ファクト!ファクト!」が合言葉になっているそうです…
僕たちの仕事でも、それは本当の事実なのか、それても自分の想いなのか意見なのか、が一緒になりがちですが、それをしっかり分けて考えるようにすることが重要なのですね。
 また「見出し=要約」の重要性も説いています。ここが明らかにそして具体的であるほど、「行動」に結びつけるという感じだと思います。

プライドを捨てると、事実が見えてくる

自分の経験から思うことは、大きな事業を成功させて褒められたり、目立つ仕事を任されてそれを全てだと思っているとプライドが高くなってしまい、ここで重要な「事実」を認めることができなくなりますね。
 そういう時こそ数字から分析したり、一度冷静になって相手の気持ちを考えたりすると、その事実を認めることが出来ますね。



僕のノートは?


今は、下の2つの組み合わせです。




今日のMUSIC

う〜ん、懐かしの曲。DJの時は、この曲のClub Ver.を。女性がカバンから出す携帯電話が時代を感じます…

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